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ともに歩む圏域づくり【連携と協働】

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ともに歩む圏域づくり【連携と協働】

本ビジョンには、圏域の振興を図る上で圏域の様々な課題の解決や改善の必要性を記載しています。こうした課題解決のためには、自治体の枠組みを越えて、圏域が一体的に取り組むことが不可欠です。また、圏域振興の取組みを進める主体は、住民・NPO や各種団体、企業、行政などです。その上で、圏域振興の各主体が力を合わせ、交流と連携をベースとした新しい発想を生み出す視点で取り組むことで、真の圏域活力の向上を図ることが可能となります。
本圏域は、企業活動や行政において、これまで培われてきた交流・広域連携の素地があるとともに、地域活動や NPO・ボランティア団体などの社会活動も盛んで、それぞれの主体が責任と役割を持ちながら、地域社会を形成していこうとする意識の高い圏域とも言えます。
このような圏域の有する特性・優位性をいかし、情報共有と連携、相互補完を進め、本圏域が抱える様々な課題の解決をめざします。

基本⽬標

未来を創造する圏域8の字ルート等の整備促進

  • ⼤消費地に向けた販路拡⼤、企業誘致、円滑な物流、国内外から観光客の獲得をはじめ、圏域の振興を図る上で、 他の都市圏との交通ネットワークの充実は⽋かせないものです。『ヒト・モノ』の移動や流通の⼀層の利便性向上に向け、⼭陰新幹線及び中国横断新幹線(伯備線新幹線)の整備促進や中国横断⾃動⾞道岡⼭⽶⼦線の4⾞線化と境港からの物流に対応した⾼速道路ネットワークの構築、「境港出雲道路」・「江府三次道路」の地域⾼規格道路 計画の早期実現、⽶⼦市と安来市を結ぶ中海架橋の整備促進などについて、圏域が⼀体となって関係機関に要望するなど、交通ネットワークの充実をめざします。

圏域への移住・定住の促進

  • 若年層を中⼼に、主に⼤都市圏へ流出する傾向が続いており、今後は特に若年層の労働⼒⼈⼝が減少すると予想されます。地元企業や関係機関と連携し効果的かつ効率的に、地域や地元企業の情報に触れる機会を提供し、新規学卒者等の若年層の県外流出を抑制する等、Uターン就職及び地元定住化の促進をめざします。また、外国⼈住⺠が暮らしやすい環境を充実させるなど、多⽂化共⽣社会の実現に向けた機運醸成を図り、圏域の活⼒向上をめざします。
  • 本圏域は豊かな⾃然環境に恵まれ、⼆つの空港を有し、東京等から⽐較的短い時間で移動できる等、交通の便も良く、医療・介護等が充実し、「利便性が⾼く快適に暮らせる」「圏域住⺠の相互信頼、相互扶助の意識が⾼い」という強みがあります。圏域の活⼒を維持していくために、このような暮らしやすさや魅⼒を、⾸都圏や関⻄圏など ⼭陰両県以外の地域にも幅広く発信し移住・定住の促進をめざします。

デジタル時代を⽀える基盤整備と⼈材育成

  • 多くの地域において、交通弱者の増加、医療、介護サービスの担い手不足、地域の小売・生活関連サービスの衰退、インフラの維持管理の負担増等、解決すべき様々な社会問題が山積しており、デジタル技術を活用した解決が期待されています。このためには、圏域においてデジタル化への基盤整備を促進し、多様なニーズに対応できる人材を確保するとともに、圏域外から知識、ノウハウを持った様々な人材を受け入れていく必要があります。圏域全体でデジタル化への基盤整備を進め、人と知識を蓄積することにより、デジタル化を支える人材育成をめざします。
  • 同業種、異業種を問わず、様々な分野・団体間での交流、情報共有を進める中で、圏域を担う人材の交流も進め、優れた人材の育成とその人材が圏域のさまざまな分野で活躍できる仕組みづくりを推進します。

安⼼して暮らすことのできる環境の充実

  • 地球温暖化等の影響により、近年は想定を超える集中豪雨による大規模な土砂災害や洪水、強い地震などが相次いで発生し、その被害は激甚化しています。このような災害から住民の生命、身体及び財産を保護し、被害を軽減し安全で安心して暮らすことのできる環境づくりをめざし、圏域が一体となった、防災体制の強化に向けた取組みを進めます。

その他の基本方向

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