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活力にあふれる圏域づくり【産業振興】

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活⼒にあふれる圏域づくり【産業振興】

本圏域は、重要港湾で日本海側拠点港に選定されている境港、米子鬼太郎空港、出雲縁結び空港などの交流と物流の拠点性を備えており、東アジアの国々に向けたゲートウェイとして、文化・経済の両面で発展を続けています。
また、国内他地域とは、空路や鉄道・高速道路などで結ばれていますが、中国横断自動車道尾道松江線の開通によって、山陰~山陽~四国を結ぶ新たな交通ネットワークも整備されました。
一方、本圏域では産学官連携などをいかした先端技術の開発が進むとともに、山陰地方屈指の製造業拠点が形成されています。さらに、豊富な農林水産品を有していることから、今後、圏域内外での一層の認知度向上及び販路拡大が期待されています。
こうした優れた都市基盤・産業基盤をいかすとともに、高速道路をはじめとする社会基盤整備の機会を捉え、圏域内外との交流と、広範囲での経済活動の機会を創出することにより、活力にあふれる圏域づくりをめざします。

基本⽬標

⼒強い産業圏域の形成

  • 圏域の持続的な経済発展のためには、地域経済の要である中小企業の振興を積極的に図る必要があります。このため、中小企業の経営基盤の強化や国内外の需要の変化を捉えた新たな市場の開拓、地域経済を支える人材確保など、成長できる環境づくりに圏域全体で連携・協働して取り組んでいきます。
  • Ruby、氷温技術などの先端技術分野や精密機器、YSS ヤスキハガネに代表される製造業の集積、エネルギーの地産地商を促進する地域新電力をいかした圏域内の産業振興を図るとともに、圏域内企業の相互交流・ビジネスマッチングの促進など、広域的な産業間連携をめざします。
  • 圏域の特徴ある農林水産業の一体的な振興を図るため、山陰最大の消費地であることをいかした地産地消に関する事業連携や圏域内の食品製造業や観光との連携強化により、広域的な食関連産業の形成をめざします。

地産外商による稼ぐ圏域の実現

  • 圏域以外の地域においても、生産、消費等の場面で、地域外に資金が流出しているため、地域の家計や企業での所得増加につながっていません。この現状を打開するため、圏域企業の生産性向上や商品・サービスの高付加価値化などによる、“稼ぐ力”を強化し、持続的な経済基盤の構築に取り組んでいきます。
  • これまで築き上げた、インド(ケララ州)や台湾(台北市)との経済交流を更に充実させていくとともに、海外商談会・展示会への出展支援、越境 EC の活用等による圏域企業の海外への販路開拓、販路拡大をめざします。
  • 学術機関や公的試験機関等が持つ知識や技術、医療・介護分野のニーズや、特色ある圏域内企業のシーズの集積など、圏域の地域資源や強みをいかして、先端技術産業分野を中心とした成長産業の育成と新産業の創出をめざします。

アジアに向けたゲートウェイ機能の向上と活⽤

  • 空と海の国際定期航路が就航する東アジアへのゲートウェイ機能をいかし、圏域内産業への多様な経済効果の創出に取り組み、日本海側の一大拠点の形成をめざします。
  • 長期的な展望のもと、東アジアに向けた日本海側の物流拠点である境港の更なる整備を促進し、米子鬼太郎空港や出雲縁結び空港を含めた3つの港の一層の利用拡大をめざします。

その他の基本方向

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