
出雲そばは、殻のついたそばの実をそのまま製粉するので、黒っぽい色と、香り高く独特の食感があるのが特長です。店ごとに、そばやつゆにこだわりがありますが、三段の丸い器にそばを盛る「割子そば」が、最もポピュラーな食べ方です。
「バラ寿司」を蒸して、あつあつに温めた松江の郷土料理です。蓋を開けると、湯気とともに甘酢の香りがほのかに漂い、心も体も温まります。海の幸や錦糸卵など、具材も豊富で見た目も鮮やかな逸品です。
安来名物といえば、もちろん「どじょう」。昔から「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」と言われたように、ドジョウは栄養価が高く、ミネラル、ビタミン、良質なタンパク質などを豊富に含んでいます。栄養満点の安来のどじょうをおいしくお召し上がりください。
中国地方の最高峰「大山」のきれいな空気と新鮮な地下天然水、徹底した衛生管理のもと大切に育てられた、健康でおいしい鶏です。脂乗りのバランスが良く、肉厚で弾力があり、ジューシーでうま味の強い肉質が特長です。
奇岩や絶壁が続く景勝地国立公園日御碕。その先端に立つ43.65mの灯台は、石積みとしては日本一の高さを誇り、「世界の歴史的灯台百選」に選ばれています。灯台からは、眼下に広がる大パノラマの日本海や島根半島の全景がのぞめ、日本海に沈む夕日は絶景です。
平成27年7月に国宝に指定された全国に現存する12天守の一つ。入母屋破風の屋根が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれています。最上階の望楼からの宍道湖周辺の眺望が素晴らしく、城山公園内では四季折々の自然が楽しめます。
日本画の巨匠「横山大観」をはじめとする近代日本画や日本美術院の画家を中心とした現代日本画、安来出身の陶芸家「河井寛次郎」、稀代の料理人「北大路魯山人」の陶芸作品など1,500点を所蔵。広大な日本庭園も有名で、アメリカ専門誌のランキングでは14年連続で「庭園日本一」に選出されています。
江戸時代中期に始まったと伝えられる淀江傘。和傘伝承館では、「淀江傘伝承の会」の皆さんによって、その工程が実演・販売されています。手造りの技を継承し、一本一本丁寧に作っており、番傘や蛇の目傘、踊り傘など懐かしい傘があります。
和歌山県龍神温泉、群馬県川中温泉と並ぶ日本三美人の湯として女性に大人気。閑静な地に湧く源泉掛け流しの温泉で、温泉旅館も充実しています。ひかわ美人の湯では日帰り入浴ができるほか、道の駅湯の川では“掛け流し足湯”も楽しめます。
「温泉総選挙2016」グランプリ獲得。日本最古の「美肌温泉」と言われ、近年科学的に認められたことから、美容に敏感な女性から大注目です。温泉水を使った美容グッズも充実しているので、お土産にも最適。温泉街では足湯や開運スポットなど散策も楽しめます。
その昔、白鷲がこの湯で脚の傷を癒したという伝説が残る、源泉掛け流しの温泉です。戦国時代、尼子氏全盛のころには御殿湯として栄えた、無色透明のさらっとした肌ざわりが特長の湯です。温泉街には、4軒の宿があり、日帰り入浴も可能です。
約100年前、海に湧き出る源泉を漁師が偶然見つけたのが皆生温泉の始まりです。「皆、生きる」と書いて「皆生(かいけ)」と読む温泉の成分は、海水成分たっぷりの熱いお湯で、健康や美容効果に優れ、その名のとおり入浴すると長生きできると言われています。