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圏域の紹介
宍道湖の概要(地勢・歴史)

地勢 

 宍道湖は島根県東部に位置し、東は大橋川、中海を介して日本海とつながり、北、西、南からも斐伊川をはじめ約30の河川が直接流れ込む、日本で7番目に大きい汽水湖です。特に刻々と表情を変える夕景の美しさは絶景で、宍道湖の夕日は日本夕陽百選にも選定され「水の都松江」の象徴となっています。

 

歴史 

 中海と同様に、約7000前の縄文時代に宍道湖の原型が形作られたと考えられています。その後、斐伊川と神戸川が運搬した土砂によって出雲平野が拡大し、島根半島と陸続きになったことで外海から隔てられ、現在の宍道湖の原型になりました。
 古来沿岸地域はしばしば洪水にみまわれたため、1787年(天明7)に北岸から流出して日本海に注ぐ人工水路の佐陀川が掘削されました。現在も水面標高が0メートルであり、豪雨時には水害を招くことが多くあります。また、中海、大橋川を通じて海水が逆流して塩害を生じることもあります。1963年に米の増産を目的に、宍道湖と中海を淡水化し、干拓地や周辺農地への農業用水として利用する計画(中海・宍道湖淡水化事業)が着手されました。しかしその後は米の減反が進み、淡水化による水質の悪化なども問題となり、1988年に鳥取、島根両県が国に工事の延期を申し入れ、事業は凍結し、2002年には宍道湖、中海の淡水化事業は中止となりました。

 現在は中海と共に島根・鳥取両県が連携して水質改善に向けた取り組みが行われています。